ポリオレフィン発泡体 トーレペフ®

テクニカル情報 | 加工しやすい

トーレペフ®はきわめて容易に加工できる特長があります、以下に一般的な加工方法についてご説明します。

切削・切断

トーレペフ®はハサミ、カミソリなどで容易に切断することができます。厚いものの切断を大量に行なう 場合には、プラスチック、木工用の電動ノコギリやバーチカルカッターを使用すれば迅速に、しかも良好な 断面で切断できます。打ち抜き、穴あけなどの切断加工は、ダンボール用のトムソン打ち抜き機などがその まま使用できます。また、一般のプラスチックシートに利用されている装置でスリット加工、角ペレット加 工ができます。熱線切断機<加熱ナイフ>も使用できますが、回転刃のように切断面を美麗に切ることはや や困難です。

スライス

回転ナイフを利用したスライスマシーンで、1mmまでの任意の厚さに容易にスライスすることができます。 同様の方法で表面を波状にしたプロファイルカットも適用できます。

接着・熱融着

トーレペフ®の接着加工法には熱のみで接着させる方法と接着剤を使用する方法とがあります。“ペフ同士は熱による融着が可能です。 積層することで、厚みを増すことが可能です。 トーレペフ®は電子線照射を施してありますので、通常の無架橋のポリエチレン発泡体に比べると剥離強度が強い特性を有します。 ただし、スライス面は表面が多孔質状になっていますので、接着剤を多く塗布する必要があります。 また、コロナ放電処理加工(EC加工)も、ご要望に応じて対応しており、接着加工や粘着加工に適した表面処理品の提供が可能です。

成形

トーレペフ®は架橋した独立気泡のポリオレフィンフォームですから、一般的な成形機をそのまま使用し て、真空成形、加圧成形ができます。一度たれさがったシートが再び張ったときが、成形に適しています。 “卜ーレペフ”の成形性は、各グレードにより異なりますが、PEグレードのストレート法による絞り比では 0.5程度、PPグレードでは0.6~1.0の性能を有しています。成形品の収縮率が2~3%ありますから成形型を設 計するときに注意してください。成形品にブリッジなどが発生する場合、クランプの方向をかえると直るこ とがあります。トーレペフ®単独以外にポリエチレンシート、ポリプロピレンシート、ポリ塩化ビニル シート、ABSシート、ナイロン編物などと、トーレペフ®とのラミネート品も成形できます。

表面加工

エンボス、植毛、各種印刷等の表面加工をすることも出来ます。
※詳しくは加工メーカー等にお問い合わせください。

※本データは特定条件下で得られた測定値の代表例です。数値は規格として利用できません。