ポリエステル長繊維不織布アクスター®用途事例

防草シート

アクスター®の持つ高密度性は殆どの樹木、雑草の根や新芽の貫通を防ぎます。そのため、防草シートや防根(根域制限)シートとして使用されています。

太陽光発電所のパネル下、変電所等の鉄塔下や歩道の下

植物が生育するには、水と空気、そして光が必要です。防草シートは、通気性・透水性には優れていますが、光はほぼ完全に通しません。つまり、光合成が阻止されるため、たとえシート下に種がこぼれても、雑草は育ちません。
防草シートは、繊維密度が高く、貫通抵抗性にも優れているため、生命力の強いイネ科の植物でさえ、シートを突き破ることはありません。

屋上緑化

緑が少ない都会では、ビルの屋上に庭園を造成するところが増えてきました。しかし、屋上は敷地と培土の量に限りがあり、樹木が根を伸ばして建物自体に影響を与えることもあります。防草シートは、こうした屋上庭園の弱点をみごとにクリア。優れた根域制限効果を発揮して、樹木の根張りを防ぎます。また、雑草の繁茂も防ぎ、除草などのメンテナンスも軽減されます。

歩道端などの根域制限用シートとして

樹木は生育するにつれ、根を深く広く伸ばします。しかし、街路樹や公園などの場合、その根が歩道に侵入するため、タイルや舗装などを持ち上げたり、ヒビ割れをおこすという問題がおきています。アクスター®防草シートには、根域制限効果がありますから、樹木の根本を囲むようにすると、根張りを防ぎ、さらに、太く短い丈夫な根を育成。樹木を大きく豊かに繁らせます。また、培土が他土壌と混合することを防ぎ、メンテナンスの手間と費用を大幅に削減。長期的に美観を保ちます。

防草シートS2200(耐候機能パワーアップ)

アクスター®防草シートの表面層に特殊アクリル系樹脂をコーティングし、紫外線の侵入を強力にブロック。耐久・耐候機能がさらにパワーアップして、シートの長期間における強度保持を可能にしました。

このページで紹介している物性や用途は一例です。お客様のご要望に合わせて、様々な品種でご提案いたします。是非お問い合わせください。