PPSフィルム トレリナ®製品概要

トレリナ®フィルムは、世界で唯一のポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルムです。耐熱性・難燃性・耐薬品性・電気特性・寸法安定性などに優れ、工業分野において幅広く使用されています。

特長と用途

耐熱性・耐寒性

長期耐熱温度がPETより高く、UL746Bの規格の長期耐熱温度インデックスは、機械物性で160℃、電気特性で200℃に及び、極めて高い温度での連続使用が可能です。
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難燃性

自己消火性を有しており、25μm以上の厚みにおいてはUL94規格のVTM-0グレードに認定されています。
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耐薬品性

ほとんど全ての有機化学薬品に対して抜群の耐久性を有しています。
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吸湿特性及び耐加水分解性

温度変化に対する諸物性の変化がほとんどなく、加水分解性も示しません。
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電気特性

電気絶縁用として十分な絶縁耐力を有し、しかも温度・湿度に対して安定しています。
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クリープ特性

長時間応力を加え続けても、他のフィルムに比べて寸法変化が少ないフィルムです。
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用途例と加工

トレリナ®の代表的な用途をご紹介します。
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ポリフェニレンサルファイド(PPS)とは?

PPSは下図のように、ベンゼン環とイオウ原子の単純な繰り返しからなるポリマで、その存在は、FriedelとCraftsの研究などにより、19世紀の終わり頃には既に知られていました。

しかし、工業材料としてのPPSの歴史は比較的新しく、1940年代から50年代にかけていくつかの工業化の試みが失敗した後、1967年にPhillips Petroleum社のEdmondsとHillが、パラジクロルベンゼンと硫化ソーダから合成する方法を発明したのが始まりとされています。

Phillips Petroleum社は1972年に、この技術に基づきPPSの商業生産を開始しています。商標名を“RytonR”と名づけられたこの樹脂は、耐熱性、難燃性、耐薬品性、電気特性など数々の特長をバランスよく備えており、射出成形の分野で、近年最も成長性の高い耐熱樹脂として知られています。

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