処方のポイント

処方手順

適応診断

適応診断の検査は、以下の項目をご参考におこなってください。

  1. (1) 問診
  2. (2) 前眼部検査および眼底検査
  3. (3) 角膜形状解析測定
  4. (4) 他覚的屈折検査
  5. (5) 角膜内皮細胞測定(2,000個以上/mm2)
  6. (6) 眼庄測定
  7. (7) 視力検査
  8. (8) 涙液検査(シルマーⅠ法試験、5分間5mm以上)
  9. (9) 瞳孔径測定

処方判定

1.フルオレセインパターンの判定
フルオレセイン染色による細隙灯顕微鏡検査にてフィッティング(センタリング)の状態等を確認します。

2.フィッティングの確認(レンズの動きと安定位置)

確認事項

  • センタリングが良好であること
  • フルオレセインパターンが適正なドーナツパターンであること
  • セントラルベアリングが3mm以上あること
  • 瞬目の際、1mm程度の動きがあること(動きが大きい:センタリング不良、動きが小さい:角膜への固着)
  • プーリング・リングとレンズ外の涙液がチャネリングを起こしていないこと
  • 異物感や痛みがないこと

ご注意

センタリングを重視したり、急激な角膜の変化を期待して、過度にスティープにすると角膜周辺部の変化ばかりが大きくなり、レンズの固着によるトラブルの原因となります。フィッティングの判定は、トライアルレンズ装用後15分位して、患者がレンズに慣れ、涙液量が安定してから行ってください。その後、オーバーレフを実施し、適切な度数になっているかを確認します。

チャネリングとは

フルオレセインパターンでフィッティングを確認した際、レンズと角膜間にできたプーリング・リングとレンズ外側の涙液が、レンズの上部または下部で混ざってしまう状態のことです。 チャネリングを起こしている状態では、レンズの動きが大きくセンタリングも保てないため、目的とした矯正効果が得られにくくなります。


チャネリングの無い状態
(適正なドーナツパターン)


チャネリングを起こしている状態
(涙液が混ざっている)

販売名 :ブレスオーコレクト®  医療機器承認番号:22400BZX00094000